概要:12月の米ミシガン大学消費者調査(速報値)では、マインド指数が大きく改善し、すべての市場予想を上回った。1年先のインフレ期待は22年ぶりの大幅低下となった。
消費者マインド指数は8.1ポイント上昇の69.4、4カ月ぶり高水準
1年先のインフレ期待は3.1%、21年3月以来の低水準
12月の米ミシガン大学消費者調査(速報値)では、マインド指数が大きく改善し、すべての市場予想を上回った。1年先のインフレ期待は22年ぶりの大幅低下となった。
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ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は発表文で「消費者は全般的に過去数カ月よりも景気に対して自信を深めている。そのため、労働市場はやや弱含んでいるが、個人消費に一定の支援を提供する可能性が高い」と指摘。その上で「依然として物価高に圧迫されているとの認識は根強い」と述べた。
統計の詳細は表をご覧ください。