概要:MYFX Marketsは、日本人向けのサポート体制や最大1,000倍のハイレバレッジをアピールしていますが、その裏側では出金拒否や金融当局からの警告など、見過ごせないリスクが多数報告されています。
FX取引を始める際に、信頼できる業者を選ぶことは非常に重要です。
しかし、中には魅力的な条件を掲げながら、出金トラブルや運営体制に問題がある業者も存在します。
今回は、そんな危険性が指摘されている海外FX業者「MYFX Markets」について、そのリスクと実態を徹底的に解説します。
間違った業者選びは、資産を失うリスクすらあります。WikiFXでは、各業者のライセンス情報、規制状況、利用者の口コミ評価まで幅広く網羅し、信頼性の高いFX業者を見極めるための情報を徹底的に比較・検証しています。
あなたにぴったりの業者がきっと見つかる、MYFX Marketsに関するより詳しい情報はこちらからご覧いただけます。
MYFX Group Limited
2013年
https://myfxmarkets.com/ja/
customer.service@myfxmarkets.com
50+通貨ペア、仮想通貨、インデックス、貴金属、原油
スタンダード、プロ、マイクロ
スタンダード・プロは0ドル、マイクロ口座は30ドル
1000倍(口座残高制限あり)
MT4、MT5
日本人スタッフによるライブチャット・LINE・メール・電話でのお問い合わせに対応。
MYFX Group (Union of Comoros)
L15835/MYFX
Hamchako, Mutsamudu, Autonomous Island of Anjouan, Union of Comoros
MYFX GROUP LIMITED
SD202
IMAD Complex, Office 6, 1 st Floor, Ile Du Port, Mahe, Seychelles.
海外FXブローカーであるMYFX Marketsは、日本人向けにサービスを展開していますが、その信頼性には大きな疑問符がついています。
利用を検討する前に、ぜひ知っておくべき3つの重大なリスクを解説します。
MYFX Marketsは、コモロ連合とセーシェルの金融ライセンスを取得していると主張しています。しかし、これらのライセンスは国際的な信頼性が極めて低いことで知られています。
特に、コモロ連合の金融ライセンスは「ペーパーライセンス(紙のライセンス)」と呼ばれ、実際の投資家保護機能はほとんど期待できません。このライセンスを持つブローカーは事実上、無規制と同様と見なされています。
また、過去には、イギリスのFCA(金融行動監視機構)のライセンスも取得していましたが、2020年7月には「取り消し」の状態になっています。
さらに、2021年には海外のWikiFX調査員がイギリスのオフィスを訪問したものの、実体がないことが判明しました。
MYFX Markets現地調査の詳細はこちら:https://www.wikifx.com/ja/survey/4586775a37.html
MYFX Marketsは、以前からボーナス関連のトラブルが報告されています。2021年9月には、事前告知なしにボーナスの「クッション機能」を突然廃止しました。この機能は、ボーナスを証拠金として利用でき、強制ロスカットを防ぐ効果がありました。この突然の変更により、多くのユーザーがロスカットされ、SNS上では出金拒否や口座凍結の報告が相次ぎました。
現在ではボーナス関連のトラブルは減ったとされていますが、過去の対応から、一部のユーザーの間では不信感が根強く残っています。ボーナスが正しく反映されなかったり、内容が不明確だったりするという声も、今も聞かれます。
MYFX Marketsは、日本の金融庁から正式な警告を受けています。
日本の金融庁や関東財務局は、2020年1月に「無登録で店頭デリバティブ取引の勧誘を行っている」としてMYFX Marketsに警告を発しました。
また、2022年2月にはインドネシアの規制当局が、MYFX Marketsを「取引を装った賭博行為」を行う違法な業者としてブラックリストに掲載しました。
これらの点を踏まえると、MYFX Marketsは信頼性が低いだけでなく、各国から違法な取引業者とみなされている可能性が高いと言えるでしょう。
MYFX Marketsに関しては、これまでに出金拒否や詐欺行為など、利用者からの深刻なトラブル報告が多数寄せられています。ここでは、その一部を具体的な事例として紹介します。
複数のユーザーが、利益が出た後に出金申請をしたところ、理由もなく拒否されたと報告しています。
・「不正取引」の疑い
あるユーザーは、2,800ドルの入金で3,400ドルの利益を出しましたが、出金申請後にアカウントを凍結され、不正取引を理由に資金が引き出せなくなりました。プラットフォーム側は、「入出金に制限はない」と案内していたにもかかわらず、一方的にアカウントを閉鎖しました。
・親会社の倒産:中には、親会社(FIXI)が倒産したとされ、出金が遅延した末に連絡が途絶えたとの説もあります。
あるユーザーは300ドルの少額出金を申請したところ、アカウントが凍結されました。プラットフォームは「調査中」と引き延ばし、最終的には「サヤ取り」を理由に元本のみ返金すると約束したものの、その後連絡が取れなくなりました。
MYFX Marketsの元従業員が、不正な運営実態を暴露しています。
元従業員によると、MYFX Marketsは顧客の注文を外部の市場に流すのではなく、顧客の注文をプラットフォーム側が受け入れる「クロス取引」を行っており、顧客が利益を出すとプラットフォーム側が損失を被る構造になっていたようです。
元従業員は、親会社の倒産後、プラットフォームがオーストラリアへ拠点を移したと述べ、未払いの給与や手数料が数十万ドルに上ると主張しています。また、顧客のアカウントを閉鎖し、WikiFXへの苦情を削除するよう顧客を脅したことも明かされています。
頻繁な通信切断(オフライン状態)により、SLやTPが正常に作動せず、ユーザーが大きな損失を被るという事例が報告されています。ある被害者は、24万ドルの出金が拒否され、アカウントを閉鎖されました。
過去にニュージーランドの金融機関としての登録情報を提示していましたが、この住所は住宅地(1a Wakeling Avenue, Te Atatu South, Auckland, 0610, New Zealand)であり、金融機関としての登録は2015年に、法人としての登録は2017年にそれぞれ取り消されていました。
被害を訴えた顧客に対し、MYFX Markets側が脅迫的な言動や責任逃れをしていたという報告もあります。
ある被害者が抗議すると、プラットフォーム側は電話で脅迫し、「和解案に応じなければ、中国外貨管理局に自首させる」と告げました。これは、中国本土でのFX取引が非合法であることを利用した、被害者を恐怖に陥れるための悪質な脅しです。
20万ドル以上を騙し取られた被害者が責任を追及した際、MYFX Marketsは、これまでやり取りをしていた営業担当者の存在を否定し、担当弁護士も嘘をつくなど、組織ぐるみで責任を回避している実態が浮き彫りになっています。
MYFX Marketsのウェブサイトのフッター部分には、「日本国内居住者にはサービスを提供しない」という警告文があります。しかし、実際に調べてみると、矛盾点が複数確認されています。
Yahoo!やGoogleで検索すると、日本語の公式サイトが確認できます。また、日本国内の居住者をターゲットにしたと思われる様々なキャンペーンも頻繁に行われているようです。
さらに、新規口座を開設する際、「お住まいの国」の項目に日本が含まれており、警告文とは裏腹に、日本在住者でも口座開設が可能な状況です。
日本の法律に違反しているため、建前としては「日本居住者向けにサービスを提供していない」と表示する一方で、実際には日本人顧客の獲得を積極的に行っています。
警告文があるにもかかわらず、日本在住者向けにサービスを提供していることは、運営姿勢の不誠実さを疑われても仕方がないでしょう。
利用を検討する際は、この点もリスクの一つとして考慮することが大切です。
MYFX Marketsは、表向きには日本語対応や高いレバレッジなど魅力的な条件を掲げています。しかしその裏では、
といった深刻なリスクが浮き彫りになっています。
特に「出金拒否」や「口座凍結」の報告は投資家にとって致命的であり、資金を失うリスクは無視できません。公式サイト上では「日本居住者にはサービスを提供していない」と表記している一方で、実際には日本人向けの勧誘やサポートを続けている点も不誠実と言えるでしょう。
海外FX業者を利用する際には、必ずライセンスの信頼性や過去のトラブル事例を確認し、透明性の高いブローカーを選ぶことが重要です。
安易に高レバレッジやボーナスの魅力だけで選ぶのではなく、「本当に安心して資金を預けられる業者なのか」を最優先に見極めることが、資産を守るための最大の防御策となります。
信頼できる相手か確認する
SNSで知り合った人物や、インターネット上の業者に対しては慎重に対応し、まず信頼性を確認することが重要です。
高利回りを謳う案件に注意
短期間で高利回りを約束する投資案件は詐欺の可能性が高いため、注意が必要です。投資の前に、その業者の評判や過去の実績をWikiFXで確認しましょう。
出金トラブルに要注意
出金手続きがスムーズに進まない場合、それは単なる一時的な問題に過ぎないのか、それとも悪質な業者の詐欺行為が絡んでいるのかを見極めることが重要です。万が一トラブルに巻き込まれた場合は、速やかに専門機関に相談しましょう。
個人情報の取り扱いに慎重に
偽のサポートチームや業者から、個人情報を求められた場合には、絶対に情報を提供しないようにしましょう。また、不審なメールや電話、メッセージには注意を払い、リンクをクリックしないことが重要です。
近年、SNS広告やチャットグループを通じて甘い言葉で誘導し、出金できない詐欺プラットフォームへ誘導する手口が急増しています。
海外業者を利用する際には、必ず以下のポイントを確認してください:
一度送金してしまうと取り戻すことはほぼ不可能です。
このような詐欺に巻き込まれないためには、常に警戒心を持ち、疑わしいと思ったらすぐに確認することが重要です。
少しでも不審に思った場合は、利用を控えるようにしましょう。
WikiFXでは、ご自身の判断で慎重に海外業者を選び、できるだけ日本の金融庁の監督下にある業者を選ぶことを強く推奨します。
万が一詐欺に遭った場合は、すぐに警察や弁護士に相談し、消費生活センターにも連絡してください。
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