概要:韓国統計庁より韓国の7月の雇用統計が10日に発表され、失業率が前回値の2.9%と一致し、市場予想の3.0%を下回りました。前年同月比で0.3ポイント改善しました。
韓国統計庁より韓国の7月の雇用統計が10日に発表され、失業率が前回値の2.9%と一致し、市場予想の3.0%を下回りました。前年同月比で0.3ポイント改善しました。失業者数は83.6万人となり、前回値の92.0万人から減少しました。就業者数は、増加幅が2000年以来22年ぶりの高水準となったものの、2ヶ月連続縮小で着地しました。
大幅に伸びた業種として、製造業、保健/ 社会福祉サービス、情報通信業、農林業の就業者数が改善しました。一方、金融/ 保険業は減少しました。
韓国統計庁いわく、「製造業を中心に就業者が増加した。雇用環境は底堅い」とのことです。
雇用統計発表後、韓国ウォンは乱高下しましたが、その後対米ドルでは若干の上昇傾向となっています。現在の米ドル/ ウォンは1,308.40付近となっており、日足ベースでは7月5日からのレンジ相場が継続しています。上昇が継続した場合、直近高値の1315.76をターゲットとして設定してみましょう。
なお本日21時半に発表される米・7月消費者物価指数(CPI)を前に、市場全体が様子見ムードとなっています。7月のCPIはピークアウトし8.7%(前年比)と予想されていますが、市場予想通り物価が落ち着いてくれるのか、注意深く観察しましょう。
東京証券取引所(TSE)とニューヨーク証券取引所(NYSE)の2大証券取引所が取引時間の延長を発表し、世界の金融業界から大きな注目を集めています。
為替、株式、原油価格の見通し:ハリス氏とトランプ氏が選挙人団で同数となった場合は?
八年前、彼はまるでダークホースのように反撃を行い、民主党の有力候補であったヒラリーを打ち破り、アメリカの第45代大統領に就任しました。その結果、ドルは上昇し、世界の金融市場は激動の時代を迎えました。 四年前、彼は再選を目指しましたが、敗北しホワイトハウスを去る際、「また戻ってくる」と宣言しました。
2024年の米国大統領選挙は、世界市場で大きな関心を集めています。候補者であるトランプ氏とハリス氏の政策は大きく異なり、それぞれが米国株式市場に与える影響も異なる可能性があります。今回の記事では、両者の政策が業界や資産クラスに与えるリスクと機会を分析します。