3日の欧州株は続落。ストックス欧州600指数は0.9%下落と、2023年11月10日以来の大幅安となった。利下げへの政策転換の用意を示唆するより明確なシグナルを待とうと、様子見の展開となった。
米モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン会長は、米規制当局が昨年提案した新たな銀行規制は「極度に意欲的」だったとし、導入される前に「大幅に巻き戻される」可能性が高いとの見方を示した。
資産家ケン・グリフィン氏率いるヘッジファンド運営会社シタデルは、2023年に旗艦ファンド「ウェリントン」で15.3%のリターンを出した。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。
昨年11月の米求人件数は減少し、2021年3月以来の低水準となった。自発的離職者と採用件数はいずれも減り、労働需要の冷え込みが示唆された。
米供給管理協会(ISM)が発表した2023年12月の製造業総合景況指数は、14カ月連続で縮小圏にとどまった。受注の軟化が響いた。
ソフトバンクグループの元幹部、ニケシュ・アローラ氏(55)はこれまで何度も巨額報酬を手にしてきた。
米ニューヨーク市マンハッタンの住宅価格は、2023年10-12月(第4四半期)に約1年ぶりに上昇に転じた。高級物件の販売急増が市場を押し上げたとみられる。2024年は住宅ローン金利の低下で広範な住宅市場の回復が見込まれる。
米リッチモンド連銀のバーキン総裁は米経済がソフトランディング(軟着陸)を達成する可能性は高まっているように見えるが、確実とは言えないとし、追加金融引き締めの可能性は引き続きあるとの考えをあらためて示した。
ドルは昨年3月以来の大幅上昇を記録して今年のスタートを切った。今年の米利下げ規模を巡る予想が市場で後退した。
フィリピン証券取引所は3日、停止されていた取引が現地時間午前11時56分(日本時間午後0時56分)に再開されたと発表した。
米国は2023年の液化天然ガス(LNG)輸出で主要供給国のオーストラリアとカタールを上回り、初めて世界首位に立った。
メキシコがドル建てのグローバル債を起債し、75億ドル(約1兆600億円)を集めた。同国にとって過去最大規模となる。5年と12年、30年を償還期限とする3本立てだと、公に話す権限がないとして関係者が匿名を条件に語った。
2024年最初の取引日となった2日の米金融市場では、S&P500種株価指数が下落。国債相場も下落(利回りは上昇)した。市場では今年の大幅利下げ観測が後退している。
JPモルガン・チェース株は2日の米株式市場で前営業日比1.2%高の172.08ドルで終了。上場来高値を更新した。
翌日物資金調達市場では昨年末に見られたボラティリティー(変動性)が和らぎ、ウォール街の関心は米連邦準備制度理事会(FRB)が深刻な混乱を引き起こすことなくバランスシートの縮小を継続できるかという問題に戻ってきた。
2024年最初の取引となった2日の欧州株はストックス欧州600指数が0.1%下落した。この日はバリュー株がアウトパフォーム。通信や銀行、自動車、エネルギー株は上昇した。
米国債市場は2024年最初の取引日となった2日、利回りが大幅に上昇し、世界的な債券売りの流れに加わる格好となった。欧米などの主要中央銀行が今年、大幅な利下げに踏み切るとの見方が後退している。
米クオンツヘッジファンド運営会社DEショー(運用資産600億ドル=約8兆5000億円)で最大規模のヘッジファンドは2023年、10%をやや下回るリターンとなった。
オッペンハイマー・アセット・マネジメントのチーフストラテジスト、ジョン・ストルツファス氏は2023年最後の3カ月間で11%上昇したS&P500種株価指数について、次の決算シーズンを迎えるまでは一服感が広がるとの見方を示した。
アップルに弱気な見方がまた増えた。最新型iPhone(アイフォーン)の需要が振るわないとの見方に基づき、バークレイズが株式投資判断を「アンダーウエート」に引き下げた。